2017年09月17日

天空の遣い







店の掃除をしております。

何せ今月イッパイで出るので。






もーーー大変。






2年前の立ち退き時に荷物を分別する暇も余裕も無く

そのまま全てを運んできたのです。

当然、ゴミ同然な物まで。





そんなゴミ同然の物が沢山出てきたのです。





北大通時代ディスプレイに使っていた様々な物達。





殆どは廃棄したのですが、

「コレどーやって棄てるの?」 的な物が何点か。








そこで

「!!!」

思い出したのです。







近所の路地に骨董品屋さんがある事を。







その店が引き取ってくれたら助かる。。。






早速、その店を訪れる。












「お邪魔しまーす。。。」






独特ななんとも説明し難い空気。






広い店内には所狭しと商品がびっしりと。





年代物の皿の数々、

歴史を感じる古い家具、





奥には圧倒的な存在感を放つ仏像が建ち並ぶ。






当然音楽も無く、

まさに 「時が止まっている世界」








不自然な程に人の気配が無い。






(完全に場違いな所に入り込んでしまった…)







恐怖と好奇心が入り交じり

ゆっくり奥へ、奥へと足を運ぶ。






薄暗い店の奥で、

何処の国の物なのかも全くわからない

無機質な目をしたお面の数々を眺めながら




(スグにここから出るべきだ)




そう直感した瞬間、後ろから物音が









まるで砂利道で死体を引きずるような音






ズルルルルルル、、、、、、







ズルルルルルル、、、、、、



















店主のオッサンがしゃがんでラーメン喰ってました。










「お客さんかい?」




諸々の事情を説明すると






「見に行きたいんだけど、店番いないし

 ラーメン食べ始めたんだよなぁ」




出られないその二つの理由、

一目瞭然です。






次の日訪れる事を約束し、退店。









そして本日、

手では持てない大物を携帯で撮影し、

持てる物だけを持って再度チャレンジ。








何故か店の前に立ってるオッサン。





「こんにちはー」

話し掛けるとスグに理解したようで早速ブツを見せる。






するとオッサン、自分の右ポケットに手を突っ込み

ゴソゴソ、ゴソゴソ、




(やられる。。。)




直感的にそう思いました。






出てきたのは数枚の千円札と五百円玉一枚。





「3500円」





「え?。。。。」





自分、買ってもらおうなんて少しも考えて無かったんですよ。

棄てるのに困っていたので、引き取ってもらえたら幸い、と。







自分が余程、変な顔をしていたのか、

「あわんか?この額じゃあわんか?」






「いえいえ、なんか、すんません、、、」





3500円をポケットに入れ、大物の携帯画像を見せると

「お、コレは欲しいなぁ、、、明日車に積んできてくれ」と。







明日は北海道に台風が直撃

ソレを説明し、明日以降で、と伝えると。






「いや、、、明日来てくれ

 心配しなくて良い

 明日は降らん

 風はあるぞ?

 風は強いだろうけど雨は降らん

 大丈夫、、、」




淀んだ空を見上げながら呟いた。










明日降水確率100%。






posted by リキヤ at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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